私は七尾を小さな世界都市にしたい

ヒト・くらし

森山 奈美さん
出身:石川県七尾市
(株)御祓川 代表取締役

私もああいうのをやりたいと思って

これまで七尾の移住者の方にインタビューをさせて頂きながら、よく出てくるワードだった『(株)御祓川』、そこの代表取締役森山奈美さん。もともと『まちづくり』に興味があったという森山さんは、いつかは七尾に帰ってくるつもりだった。戻ってくるきっかけとなったのは『七尾でまちづくり会社を作る』という話がでたから。

「私が中学生の時に七尾マリンシティ構想というまちづくりのプロジェクトが動き出して、私が大学1年の時に、食祭市場がオープンしているんですよ。私もああいうのがやりたいと思って、大学で都市計画を学んできました」

七尾のウーピー・ゴールドバーグ

ゴスペル歌手としても活躍されている森山さん。コンサートもするほどの実力だ。そんな事も知らずに「何か歌ってくださいよ」とカラオケでの私の失礼極まりないお願いにも笑顔で歌を披露してくれた優しさ。森山さんと話して感じた印象は『ワクワクしている人』だ。エネルギーに溢れている。ちなみに、ウーピー・ゴールドバーグをご存じない方がいたらぜひ映画の『天使にラブソングを』を鑑賞して頂きたい。鑑賞後、あなたは自然と歌を口ずさんでいる事だろう。

たくさんの自然に囲まれて思わず歌を口ずさむには最適の七尾で、森山さんは現在、インターン生と地元の企業を結ぶコーディネート、ネットショップ、採用支援や、企業研修のほか、ツアーで勉強しに七尾に来られる方のコーディネートなど様々なことを行なっている。

「地域の外の人たちが、能登の資源にアクセスできるように。能登資源は自然の資源、お店の資源、人の資源があるよね。こういった活動、やっていること自体も資源だし、みんなそれを見にくるよね」

小さいけれど世界に通用するまちにしたい

「七尾を『小さな世界都市』にしたいんですよ」そう力強く話してくれる森山さん。ヴィジョンは明確だ。すでに七尾発で世界の国で通用する商品を生んでいる企業はいくつかある。

ヨーロッパや中国にも販路を広げる和ろうそくの高澤商店、ディスプレイのEIZO株式会社、そして、戦後の食品の日本三大発明といわれるカニカマを生んだ株式会社スギヨなどがそうだ。

「そんなに大きくないまちでも有名なまちとかあるよね。小さいけれどちゃんと世界に通用する『質』とか、世界に通用する『商品』とか、世界に通用する『考え方』を持っているまちにしたいです。

小さいけど世界に知られていて、みんなが世界中で使っているのは実は七尾の商品でした!!とかね」

森山さんは現在、外国人向けツアー会社を作りたいと考えている。それは七尾が世界に通用するところを七尾の人にも見せたいから。ここはチャレンジフィールド七尾、何かチャレンジしたい事がある人、それをここ七尾で実現してみるのはいかがだろうか?

『独自の世界観』=『らしさ』を持つのは重要だと思う

最近新たに『世界に通用する商品を生み出すまち』の他に『小さな一人一人の世界観を実現できるまち』という思いも加わったという。移住してこられた人の中には、自分がどう生きたいかを実現している人が多い、積極的にその暮らし方をしている人が多いという。

 「移住者の人たちだけじゃなく、『自分がこういう風に生きたい』とか、自分の世界観を実現するお店を作ったりとか、自分らしく生きる事ができるまちという意味でも小さな世界都市と言えると思う。個人個人が持っている世界観が集まっているまちっていうか。そして、そういうチャレンジが七尾ではできる」と森山さんは語る。

 「独自の世界観を持つ事が大事、あなたはあなた、比べる必要はない」と話してくれる森山さん。今回インタビューをさせて頂いて、なぜか勇気がでました。森山さんと話していると自分でも何かできる気にさせてもらえる、自分も何かに挑戦したくなる、そう思わせてくれるのも森山さんの魅力の一つだろう。自分の中でくすぶるエネルギーを感じているそこのあなた。ぜひそのエネルギーで1度七尾に足を運んでみてはいかがだろうか。あなたの挑戦を喜んで応援してくれる人が七尾にはいる!!!


フォトライター 宮本一輝(石川県小松市出身)
インスタグラム:ciao_vamoskazu

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