自発的に面白い事をする人が現れる街にしたい

ヒト・くらし

友田 景さん
出身:大阪府柏原市
七尾街づくりセンター株式会社 戦略アテンダント

NEWSをつくる

大阪と七尾の二拠点居住をされている友田さんは、現在七尾では『七尾街づくりセンター株式会社』で『戦略アテンダント』として活躍されている。『七尾の経済をどうやってアップデートするか?』を課題に、戦略を考え、実際に実践されている。具体的には後継者不足による廃業問題に対しての事業承継や既存企業の支援としての事業革新のサポートなどを行なっている。さらにそれに加えて、チャレンジできる仕組み作りにも取り組んでいるという。

「どうして田舎から都会に若い人は出ていくのだと思いますか?それは都会の方が新しい事をやっているからだと思っていて、新しい事をやっていないところに若い人は基本的にこないと思うんですね。いわゆる『NEWSを作ること』と言っているんですけど。なので、『新しい事はじめました』みたいな良いNEWを七尾からいっぱい作れるように、とにかく新しい事にチャレンジしようという仕掛けをしています」

人と違う事をする人

能力よりも意欲のある人、『何かしたい』と思っている人がたくさん集まってくる場所にしなければならない、そのためには、NEWSを作る事が一つの手段。

「自発的に面白い事する人が現れる街にしたいなと思っていて、そうなると、どんどんと面白い事が生まれきて、またそれに興味関心がある人が集まってくる。おもしろいが連鎖するということ」

現在の七尾の状況は比較的落ち着いているというが、一年に約70社が廃業に追い込まれているという。他人と同じ事をしていても面白くもなければそれで目立つこともない。人と違うという事を良い事だと捉える地域になっていかないと新しいチャレンジや、その先の良いNEWSが生まれてこない。「人と違う事をする人が面白いんだと思うんだよね」と友田さんは語る。

隗より始めよ

人を変えることはできない。変わることができるのは自分しかない。そう話してくれる友田さんの好きな言葉は『隗より始めよ』だ。「結局、何かをしたかったら自分から始めないといけないと思ってるので、自分をいかにアップデートできるか、面白くできるか、新しい事を始められるかみたいな事をやっていかないと、新しくならないんだと思って」

組織や集団は一人一人の個の集まり。七尾も一人一人が集まって5万3000人の地域になっている。なので、まずは自発的に自分から新しいことに挑戦していく事が重要になり、そこからまた新たな連鎖がつながっていく。

七尾には新たなチャレンジを試みる人もいれば、そのチャレンジをサポートしたいという人もいる。もし『何かを始めたいけど、何をしていいのかわからない』という人がいれば是非それをそのまま声に出してみませんか?その第一声が新たなおもしろいNEWSへと繋がる可能性は大いにあります。


フォトライター 宮本一輝(石川県小松市出身)
インスタグラム:ciao_vamoskazu

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